明治二十一年四月二十二日(陰暦三月十二日)
清水与之助下腹痛み、大便へ行くようで行かぬに付、東京より願

さあ/\いかなる処、さあ/\尋ねる処、一寸出越したる処、さあ/\一つ治まる、世界は治まる。先ず/\の処、さあ/\これまでの長くの処、運ぶ中一つの事情、難しい処、神の道通る処、人間は世界の道を運ぶ。判然と定まりて定まろまい。世界の理や。神一条の理というは、難しいてならん。その難しい中より出けて来てあるものや。世界の理と神の理と比べて見て、又々そろ/\と世界の理で通るで分かる/\。その日/\の風が吹く。又分かる/\。世界の事情分かる。人も更わる、道も更わる。さあ/\国許々々一度戻りて又あちらも更わる、こちらも更わる。世界の風この理も防ぎ、こちらの風も防ぎ、又々国許へ帰りて国元からぢば一つ/\一つ、それからそれへ運ぶがよい。身の内は速やかと成る。先ず/\内へ戻りて運ぶよう。

FavoriteLoadingお気に入りに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です