明治二十六年五月十七日
本席足を括られてあるようにて、身上も速やかならぬにより願

さあ/\尋ねる事情、事情分かろうまい/\。とんと分かろまい。どうでもこうでも日々と言うであろ。どうでもこうでも二度三度勤めさゝにゃならん。身上心得ん。身上切なみあれば気がいずむ。日々にいずむ。ならん中から日々勤めさす処、いずましてはなろうまい。
暫くして
さあ/\いずんで/\いずみ切ったる中なれど、だん/\諭しかけたる処、日々運ばさにゃならん。道から皆心得のため諭す。さあ/\いずんで/\いずみ切ったる中なれど、だん/\諭しかけたる処、日々運ばさにゃならん。道から皆心得のため諭す。
暫くして
さあ/\長い間と言えば長い間、ヽヽヽヽヽさあ/\ヽヽヽヽヽ、諭というはどう心に治めてくれる。いかなる事情始め、もう末代のように思うて居てはならん。理は末代生き通りやしき、心は末代、身は一代、この事情聞き分けにゃなろうまいヽヽヽヽヽ。こうして立ち並んで尋ねば一つ諭そう。めん/\それ/\同じ調子、日日変わらず道なら勇むやろ。留まる心をよう聞き分けて、一つ揃うて何でも彼でも真実の理があれば、一年なりとの事情。さあ/\長い間と言えば長い間、ヽヽヽヽヽさあ/\ヽヽヽヽヽ、諭というはどう心に治めてくれる。いかなる事情始め、もう末代のように思うて居てはならん。理は末代生き通りやしき、心は末代、身は一代、この事情聞き分けにゃなろうまいヽヽヽヽヽ。こうして立ち並んで尋ねば一つ諭そう。めん/\それ/\同じ調子、日日変わらず道なら勇むやろ。留まる心をよう聞き分けて、一つ揃うて何でも彼でも真実の理があれば、一年なりとの事情。
又、暫くして
さあ/\月を足し日を送り、一年なりという理はいかなる理に悟る。十人寄れば十年、一つの理、何でも彼でも持たにゃならん。今の一時どうもならん道であるヽヽヽヽヽ。どれだけの金銭財産と言う。金銭何程替えられんと言う。どれだけ思えど難しいてならん。もうこれ話し掛けたら話の理によるから頼み置くと言う。変わった話どういう話と思うやろう/\。心だけの理を持ってくれるやろう。頼むと言う、どういう頼み、日々の処何も不自由はさしてはない。大切の理を運んでくれる。これは受け取る。又一つ事情これはどういうものと思う。事情つかえる。席が心勇まんから、後や先になり、事情始め方運び方、どうも具合悪い。あいらすればこちらと言う。又一つ日々いずんで来る処よう聞き分け。頼むというは、余の儀余儀無きの事情、どれだけ撫でさすり、これはたんのう。年限連れて通る。よう聞き取って頼み事情、兄弟の中にそれ/\と言う、外にそれ/\頼み置く。いかなる事情も頼み置く。さあ/\月を足し日を送り、一年なりという理はいかなる理に悟る。十人寄れば十年、一つの理、何でも彼でも持たにゃならん。今の一時どうもならん道であるヽヽヽヽヽ。どれだけの金銭財産と言う。金銭何程替えられんと言う。どれだけ思えど難しいてならん。もうこれ話し掛けたら話の理によるから頼み置くと言う。変わった話どういう話と思うやろう/\。心だけの理を持ってくれるやろう。頼むと言う、どういう頼み、日々の処何も不自由はさしてはない。大切の理を運んでくれる。これは受け取る。又一つ事情これはどういうものと思う。事情つかえる。席が心勇まんから、後や先になり、事情始め方運び方、どうも具合悪い。あいらすればこちらと言う。又一つ日々いずんで来る処よう聞き分け。頼むというは、余の儀余儀無きの事情、どれだけ撫でさすり、これはたんのう。年限連れて通る。よう聞き取って頼み事情、兄弟の中にそれ/\と言う、外にそれ/\頼み置く。いかなる事情も頼み置く。
押して、飯降政甚の身上治まりの処願
さあ/\事情定め掛けたら、又一つ定め掛ける。どういう処から引き出すから分からん。ほんになあ人間の心では分からんなあ、いんねんかいなあと言う。事情定め掛けたら夜々詳しく諭す。
兄弟というは、存命から親は伏せ込み、子供は神の引き受けと言うて引き寄せたる処、どうでもこうでも治めてくれ。頼み置くと言うてあろ。これ一つ諭し置こう。

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