明治二十六年五月十六日
松村五三郎身上障り願

さあ/\尋ねる事情、身に一つ事情、これいかなると言う、何程事情と言う、これだけ事情々々と言う。一時事情ならんと言う。よく事情聞き取らさにゃならんで。どれだけ思う/\、思うだけ治まらんという事情聞かせ。銘々思うはとんとどうもならん。思いと言う、言うて事情運んで、どうでも思うだけはっちゃならんで。これ聞かすがよい。どうでも聞き容れる。身上大層思うなれど、一時聞かせ。又成ってはなろまい。篤と聞かして改めてくれるよう。

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