明治二十六年二月四日
本席御用場所普請の願

さあ/\尋ねる処/\、だん/\の事情尋ね返やす処、いかなる諭、いつ/\も同じ諭と心に思う。今日という理諭す。案じ無い。いかなるも事情取りてくれ。事情前々から伝え。何間幾間言わんと言う。又々一時の処どう、何が何やら、始め掛けたる道の理によって取り捌き、事情同じ事なら同じ理。これ聞き分け通るなら、一時許そ。分からんから分からん理出た。そこで治め難くい。これだけしっかり聞き分けてくれるよう。
明日より掛からして貰います願
さあ/\一度も談じ二度も談じ、これと言う。一時始め掛けたら、又始まる。互い互い心合わせくれ。どうがよかろこうがよかろ、それは、談示の理によってといえど、不安と言う。安心というは、掛かり掛かれという処は談示の上、今日晩に尋ね出るがよい。これ一時諭するによって。さあ/\一度も談じ二度も談じ、これと言う。一時始め掛けたら、又始まる。互い互い心合わせくれ。どうがよかろこうがよかろ、それは、談示の理によってといえど、不安と言う。安心というは、掛かり掛かれという処は談示の上、今日晩に尋ね出るがよい。これ一時諭するによって。

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