明治二十五年十二月二十六日
森下権右衞門母きの五十八才身上願

さあ/\尋ねる処/\、身の処一時事情尋ねる。だん/\道であろ。だん/\理であろ。どれだけ理を聞けど、身上一寸発散せん。尋ねる処、尋ねば諭し置こう。よう聞き分け。十分道通りて中に、運ぶ処事情速やか受け取る。一時身上尋ねる。尋ねばさしづ。身上大変なる処一時ではない。一時ではないが、事情たんのう聞かしてくれ。どういうたんのうなら、これまで/\運ぶ処尽す処、事情ありてたんのうは治まらん。なれど半ばという、中一つからたんのう。これ聞き分けて、一時たんのう運ぶ処、よく注意一つ諭してくれるよう。

FavoriteLoadingお気に入りに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です