明治二十五年二月二十七日
磯村卯之助身上願

さあ/\尋ねる/\尋ねる処/\、さあ第一の処にて/\、事情あって日々の処長らえてある。忘れられん。又一日いかなるも尋ね出る。一つの事情諭し置く。身の処日々不自由々々々、自由の理というさしづもある。一時の処/\理が変わって尋ねる。先々心にたんのう出来まい。一時の理心という理がある。心という理がある。心という理は、一時不自由なろまい。身の不自由と言うという。たんのう。一時の処、とんとどうであったかいな。年を数えばもうであろか。日々の事情に思う。不自由の中の不自由もある。又々の事情治めくれるよう。身の処不自由、又々身の不自由、艱難の不自由、三つの理。何でも彼でも身上案じる事は要らん。しっかり聞き取れ/\。

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