明治二十五年一月十八日
松村善兵衞二十八才身上より事情願
さあ/\尋ねる事情/\、一時一つ事情以て尋ねる。一度尋ねる。一度はさしづ事情、何かよく/\事情聞き取りて、身の処どういう事尋ねる。一つさしづ、深き事情あればいつ/\深き理。身上事情あれば、何よの事も治まり難ない。よう尋ねた。さしづ一ついつ/\までの理に持てば理が分かる。尋ねば理が分かる。聞けば一つ理が分かる。よう尋ねた。いつ/\事情に内々諭し合い、世界諭し合い、今日内々事情諭して内々事情無きと言う。それより又々何時なりと一席許し置くによって、たんのうの道を通りてくれるよう。