明治二十五年七月二十九日
山沢ひさ乳の事に付事情願

さあ/\尋ねる処/\、身上事情はこれ一時案じ無き一つ理、又一つあたゑという。どういう事であろう。一時の処案じるような事案じるなれど、あたゑという理聞き分け。何名の中、又楽しみ/\なれど、先々の処にて、皆一つ重々の理、どうなりこうなり小人大切理/\。大切と言えば、どういう事であろうと思う。思うよう成らんという処聞き分け。何時なりとあたゑ自由と言うたるで。成らん処自由と言うたるで。これ一つ定めてみよ。

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