明治二十五年七月二十五日
本席身上御障りの願(三日席御休みになり肩凝り付けるに付)

さあ/\一声は尋ねにゃなろまい。尋ねば聞こうがための事情であろ。聞こうがためなら、一つ諭しよう。一時の事情、勤まる勤まらんの事情、一日休んで又二日三日という。さあよく聞き取れ。理を諭しに出た。一日はよい、二日はよい、三日はよい。なれど今度は事情の理に計り難ない。どうよと尋ねる、尋ねにゃならん。これまでというは分からん/\の道、これ一つ理を聞き分け。一席という、又一席、又一席、よく聞いて事情に道があれば道がある。理があれば理がある。支教会や支教会、分教会を題として、支教会出張所と言う。つゝまる処、一人とも言うであろ。これまでの事情には、とんと分かり難ない。一日々々の理の治まり、一つ/\の道の理、どれだけ切なみ悩んで居るといえど、何時なりと諭す。なれど、聞き分けにゃ何にもならん。高い所出ける、多く出来る。一時に聞かす。何ぼ尋ねたとて、理に聞き分け無くば、納してあるも同じ事。悟りというは、幾重の理もある。一日勤まらん、二日勤まらん、三日勤まらん。今度は計られん。鮮やか諭し置こう。さあさあしっかり聞き分けてくれにゃならんで。

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