明治二十五年七月十三日
堀内与蔵三男吉太郎十六才身上願

さあ/\身一条さしづとはいかなる事、どういう事であろう。見て事情思い出せ。見ず事情、彼処事情であろうまい。見てこれだけなら分かり、人一人の人、事情一人の理諭し置こう。大変なる事である。大変日々に言うであろう。又人一人の事情、つかえ半ばの事、働くつかえ半ば消す理なら、一時の処にて日々運ぶ。やれ/\暑かった、えらかった言えば受け取る事は出来ん。あら/\又草生いの中、暑く寒く諭さにゃならん。暑き理に受け取らにゃならん。大難小難、今日二日、今日まで暑さも苦し、苦し/\では受け取れん/\。暫く時じっとして静々、今日は沙汰がありそうなものという、理が集まるという、さしづして置く。

FavoriteLoadingお気に入りに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です