明治二十五年六月四日
増田つね身上願
さあ/\/\だん/\の理を以てだん/\の理を尋ねる/\。だん/\の理尋ねば一つの諭し、いかなるも諭し。だん/\のさしづこれまで重々の理に諭しある。身上迫るという。互い/\それ/\運び、一時明らかの理を尋ねる。よう聞き分け。分かり難ない。何度尋ねてもさしづの理も一つ。よく/\聞き分け。鮮やかという理があれど、分からねば分からん。それ/\の心を集める処、重々の理に受け取る。どういう事であろ。あれまで尽し運んだのに、どういうものと思う。思うは一つの理なれど、前々重々諭しある。分からねば鮮やかとは言えようまい。成るも成らんも、いんねん一つの理も、聞き分けて貰わにゃならん。今一時何でもという理は重重受け取る。一軒限りの理も諭し、一箇国一国の理も諭したる。いんねんの理も聞き分け。なか/\の理を聞き分けば、いんねんならと言うは更に思うまい。よう聞き分けてくれ。一時の処いつ/\精神集まる理を頼りとするなら一つの理はあろ。
押して願
さあ/\皆んなそれ/\事情、これまで尽した理を思い、互い/\尽した理、一日の日の処は重々の理に受け取る。さあ/\皆んなそれ/\事情、これまで尽した理を思い、互い/\尽した理、一日の日の処は重々の理に受け取る。