明治二十五年五月三十一日
豊前国中津にて講社結成の処、北分教会に当分預け置く事願

さあ/\だん/\尋ねる事情/\、何処に隔ては一つも無い。どうもならん一つ理、愛想尽かすであろまい。所変わる道具もある。これからだん/\談示を掛け、一寸踏み止まる。一時だん/\の道によりて、深き一時の処満足与え。どんな事でも成るで。遠い所多くの中、幾重もある。又々日を送りたる。そこ一つ見分け。そこえそこえの理の止まる処、理を始めてやるがよい。

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