明治二十五年四月十九日(陰暦三月二十三日)
村田長平気の間違いに付願

さあ/\尋ねる事情、尋ねる理、万事いかなる理分かるまい。よう事情聞き取って、皆事情聞き取って、それ/\心一ついかなる理である。一時の理になる。それ/\思うに何故どうである。人間心一度一つの理、万人の中、一人の世界中の事なら、分かって分かろまい。一つにはぢばと言うて入り治めくれ。一人の心、いかなる心、それ/\とんと計り難ない。一人の道、一人の一人一つの理、善き事分かれば明らかなら、何言う事あろまい。曇り皆心に掛かる。日々常々の心に掛かる。分からん日を通り、見許し/\、理の積もり日々通れん、越せん。日々という。何も言うて聞き取って分からん/\。心にたんのう治め。これ事情諭して置く。一時治まり方なれど、日が来るまでは治まりゃせん。それ/\理を一時を養い、未だ/\一寸に治まらん。何でも彼でも理で押して了わんにゃならん。
事情押しての願
さあ/\十分理で攻め切り。すっきり間違いやで。間違い/\、憑きもの化けもの、心の理が化けるで。一つの理はどうもならん。あんな人何故なる。人間一つの理を持って生まれる。一日々々一日事情一つのふに天より遁れられん。よう聞き分けてくど/\心の間違い、一時なったと思わんよう。憑きもの化けもの一つ心理を障る神は無い。心の理後へ/\戻る。これでよう聞き分けてくれねばならん。さあ/\十分理で攻め切り。すっきり間違いやで。間違い/\、憑きもの化けもの、心の理が化けるで。一つの理はどうもならん。あんな人何故なる。人間一つの理を持って生まれる。一日々々一日事情一つのふに天より遁れられん。よう聞き分けてくど/\心の間違い、一時なったと思わんよう。憑きもの化けもの一つ心理を障る神は無い。心の理後へ/\戻る。これでよう聞き分けてくれねばならん。

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