明治二十五年三月十六日
心勇講社五条町に於て支教会設置の願(南和支教会)
さあ/\順序理を以て尋ね出る/\。一つの理も治めにゃならん。尋ね出る処許すは何時でも許そ。それからでも許す、なれど一つ道以て運んで、一つ互い/\一つの道、隔てにゃならん。順々の道は許すから、互い/\の道繋がにゃならん。あちらこちらという理によって遅なる。許すは何時でも許す。一つには所々という。それ/\理が無ければ皆戻る。一時尋ねる処、理は許す。皆々心勇むよう、日々治めてくれにゃならん。尋ね出る理は許す。なれど一つ/\理を聞き分け。一つには所を望む。多くの中にこゝという所へ許そ。なれど、だん/\運ぶ理によって遅れる。そこで理は許そ。詳しく事は理の取り違い無きというは、取り次ぐ先/\の理に違い無きというは、取り次ぐ先/\の理にある。これ一つ聞き分け。さあ/\理は許そ。