明治二十四年八月九日
鴻田忠三郎身上の伺
さあ/\尋ねる事情、身の処尋ねる処、身の処案じる。身に一寸どうである思う。未だ/\事情、身に一寸心得ん。これまでは一騎当千、だん/\の道も通り来たる身の処、思い掛け長く伝えば、長く使える。心を悠っくり持ち、先々頼もしい。しっかりこれを聞いて置くがよい。
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さあ/\尋ねる事情、身の処尋ねる処、身の処案じる。身に一寸どうである思う。未だ/\事情、身に一寸心得ん。これまでは一騎当千、だん/\の道も通り来たる身の処、思い掛け長く伝えば、長く使える。心を悠っくり持ち、先々頼もしい。しっかりこれを聞いて置くがよい。