明治二十四年八月六日
増野正兵衞腹下り障りに付願

さあ/\身上に事情ありて心得ん事情尋ねる。どういう事も、こういう事も皆掛かる。そこでめん/\、そこでめん/\一つ万事、何かの事、どういう事聞く。事情は聞き流しという。強って一つ急いではいかん。日々の事である。理は急いで理を立てると、早いかと言えば早いやない、日が延びる。掛かりから言うてある。切り無しと言うてある。どうでもこうでも開いて了う。追々の道、切り無し普請、追々という、切り無しと聞き分け。急くと遅くなる。いつまで皆々思う/\やない。一代二代、長い心になりて切り無しと言うてある。切り切る事は出けん。切り切ると小そうなる。身上の理は案じる事は要らんで。
同時、増野松輔足しびれ脚気障りに付、神戸より帰り度く申し来りしが、如何でありましようや伺
さあ/\又一つ尋ねる事情/\、まあ一度と言えば見せるがよかろう。又楽しますがよかろう。さあ/\又一つ尋ねる事情/\、まあ一度と言えば見せるがよかろう。又楽しますがよかろう。

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