明治二十四年八月五日(陰暦七月一日)
山本利正の願

さあ/\小人一条の事情尋ねる。又々の理を以ちて尋ねる。前々に日の処まで仕切りて知らしてある。一つは安心やあったと楽しみ、又一時の処、どういうものやと思う。二度三度の処よう聞いて置け。事情はいんねん/\とよう諭する処の理、内内心に治め。又内々どういうものであろう。いんねん諭する理に心に治まりあろう。内々聞き取りて、心に治めて置かねばならん。まあ、大層と成るもいんねん成らんもいんねん、と心定めねばならん。この理を聞かし置こう。

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