明治二十五年二月二十二日
鴻田忠三郎伜藤三郎分家伺

さあ/\尋ねる話、いかなる話やあろまい。十分と言えば十分、知らず身上に一つ掛かれば頼りになろうまい。十分思えば切りが無い。どんな心にも治めるのが孝心、身の不足あって何の楽しみがあるか。内々十分の理諭し置く。
押して願
さあ/\尋ねる事情までも早く聞かす/\。思うよう。銘々いつ/\まで事情あろまい。十分知らす。勝手々々覚束ないものであるで。さあ/\尋ねる事情までも早く聞かす/\。思うよう。銘々いつ/\まで事情あろまい。十分知らす。勝手々々覚束ないものであるで。
鴻田忠三郎娘縁談伺
さあ/\尋ねる事情/\、縁談一条理を尋ねる。縁談理を尋ねば理を諭す。諭するには理を聞き分けて理を治め。一つどういう事、旬々理を運んで内々理を治め。一時改め、よう聞き分け。聞いて聞き遁しというはどうむならん。一つ理を諭す。縁談事情は、一度定めた理はいつ/\までと定めば、治まらんやない。内々順々理を十分運べば随分治まる。又々続き随分という。これだけ諭するよって、しいかり聞き取ってくれるよう。さあ/\尋ねる事情/\、縁談一条理を尋ねる。縁談理を尋ねば理を諭す。諭するには理を聞き分けて理を治め。一つどういう事、旬々理を運んで内々理を治め。一時改め、よう聞き分け。聞いて聞き遁しというはどうむならん。一つ理を諭す。縁談事情は、一度定めた理はいつ/\までと定めば、治まらんやない。内々順々理を十分運べば随分治まる。又々続き随分という。これだけ諭するよって、しいかり聞き取ってくれるよう。

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