明治二十五年一月十二日夜
本日昼のおさしづに古き道具破損という処、押して願
さあ/\尋ね出る/\、尋ね出ねば分かろまい。分からん一日の日を以て、一寸始め掛けたる。どういう事であろう。第一話というは、つゞまる処治まる処、たった一つ治まるというは、所から寄せ来る。寄せ来るからは聞き分けて置かにゃならん。いつ/\も道具に譬えて説いてある。破損なりたるというは、一時諭さにゃならん。修復だん/\する。古き道具でも修復するなら、使わるであろう。互い/\の理そんなら古い道具は破損して、新しい道具はどう。新しい道具は破損は無い、なれど理一つで破損。新しい道具は破損なろまい、理によって破損。善き事は諭しよい、悪き事は諭し難くい。そこで理は皆一度二度三度、だん/\遅れる。この月もよいわ、来月もよいわと言う。よう言わねば取り締まりとは言えまい。治まると言えまい。破損は研究、研究一つ急ぐ。小さな事は無いで。大き事破損なり切りたら修復出けん。修復出けんようになりたら組み替い行かんならん。どれだけ修復して何でもという。ぴっしゃり倒けて了うてはならん。いつも説いてある。聞き分けも元に聞かさにゃならん。末は言うまでや。日々早く説いて聞かし、詰まらん時でもどうなりこうなり日が経てば、入ろか行こか。世上へ対してはならん、ぢばへ対してどうもならん。何でも彼でも出る。出掛けてはならん。だん/\にをい掛けてある。修復すればいつ/\まで、倒けてからどうもならん。いつ/\まで伝えて、一つは会議という、せねばなろうまい。