明治二十五年一月六日
辻忠作伜城作の願

さあ/\尋ねる事情/\、一時の処こういう定め、又事情定め、楽しみ一人の処を変えて、二つ一つどうであろ。一時の処こう思う。これは/\及ぼす心あろ。もう一つの事情さしづ通り問うてくれ。従来遠く思わず、いんねん事情為す事、一時内内どうであろ、これから何箇年の間、思う理はあろ。いんねんの理を聞き、辺所所所いんねんの理を見るであろ。先々案じる事は要らん。一日の事情尋ね、今度所変えてこれはいんねん遠くと思われん。めん/\所自由思うように成らん。発散の理を定め。こうと言えばこうに定めるがよい。

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