明治二十四年十一月七日
西井徳重五十八才身上願

さあ/\身上々々と尋ね出る処、身上事情は、日々運ぶ尽す処は十分受け取って居る。さあ/\内々の処、それ/\世上追々迫る/\処、十分一から締まり方、二三、十分締まりが第一。この理を聞き分けにゃならん。世上多く万事の事情よく聞き分けて、前々諭しある処聞いて居るやろ。万事育てにゃならん。身上事情は世上見て幾重道もあろ。世上見てたんの心いつ/\までもあろまえ。多くの人々育てにゃならん。身上案じる事は要らん。何かの処万事という。

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