明治二十四年九月二十一日
深谷徳次郎二十二才身上事情願
さあ/\思い掛け無き一つ事情、どういう事であろう。余儀無く事情尋ねる。一つこれより一つ内々事情一時はこれで一つ何か治まり、万事所という、それ/\という、国々それ/\という。万事それ/\内々締まり一つ/\第一身上心得んから尋ねた。尋ねたらさしづでありたと、めん/\一つは十分治めて居るやろ。なれど、めん/\心一つ許さんよう世界という、心得さしづで、世界いつ/\までという。世界寄る処いつ/\までという。一つ理道の中に一つ事情、遠くやあろまい。遙かの心通れば心がある。理を聞いて置かんならん。結構という、さあという、外々の理による。万事心得のため諭し置こう。