明治二十四年九月四日
堀内与蔵伜亀吉音吉身上事情願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ/\前々に事情ありて尋ねる。一つ一人事情諭し置いたる理、それより速やかならん。子供一条あちらこちらどういう事である。別々事情であろうまい。又内々事情あろうまい。なれど身上事情あれば、どういう事と思う。小人たる第一事情身の処という、分かり難なえ事情で尋ねる。一寸一代の事情というは越し、二代事情二代十分尽すというは、一つ事情。なれど聞き分け。内内事情は、どれから眺める。めん/\内々尋ねた旬一つの事情、さしづしてある。よく聞き分け。内々それ/\事情大抵は定めてる事情である。なれど、世界事情ある。一つ/\事情話し、成程の事情後へ/\の事情思てみるがよい。それ/\事情とも言おう。
押して願
さあ/\心得の澄まん処一寸尋ねる。あら/\事情聞けば、実々事情。そこで分かり難ない。大抵は治まりて運んで居る。難しい事せえとは言えん。よう聞き分け。成るに成らん事情治めて居れば、内々世界同じ理。要らざらん事情は、世界という。世界は分からんから、又々事情長らく運べば、内々家内事情、めん/\一つの事情と。それから順運んで、順々治めてくれるよう。さあ/\心得の澄まん処一寸尋ねる。あら/\事情聞けば、実々事情。そこで分かり難ない。大抵は治まりて運んで居る。難しい事せえとは言えん。よう聞き分け。成るに成らん事情治めて居れば、内々世界同じ理。要らざらん事情は、世界という。世界は分からんから、又々事情長らく運べば、内々家内事情、めん/\一つの事情と。それから順運んで、順々治めてくれるよう。