明治二十四年七月七日
日野サキ四十五才身上願

さあ/\尋ねる事情、前々事情正し、前々話し、前々諭し置いたる処、さあ/\身に不足ありてたんのうは出けやせん。なれど、たんのうは真の誠。誠より受け取る処は無い。身に不足なりて、たんのうとは何処にも聞こまえ。なれど、理を聞き分けて、案じずして治めば、身の処治まらんではない。

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