明治二十年十二月十一日(陰暦十月二十七日)
佐藤山三郎身上願(大津)
さあ/\/\問いに出る/\処、前々いかなる処理を聞かしてある。心を尽す/\処は、理は受け取りてある。内々の処は十分の中にいかなるも聞き分け。世界を救け、分かりが有りて分かりが無い。人間始めた元々理が分からん。めん/\理以ちて話伝える。何で一つよう成らん。よう成らんではない。前々のさんげせと言うても分かるまい。神は世界四方正面として鏡に皆映してある。それ難儀な/\者も同んなし兄弟。俺もあんな身ならなあと、やれ/\たんのう、たんのうは誠より出やせん。そこでいかとも言わん。幾月とも言わん。これならと話を聞き分け、身に障り、それより事情。