明治二十四年十二月二十五日
高安分教会部内講社講名を光道講と致すようの願
さあ/\尋ねる処/\、尋ねる事情には、さあ/\これよう聞き分け。どうしてくれねばならん、こうしてくれとは言えん。同じ話伝え。一軒という理、よう聞き分け。一軒の内に何人暮らす。兄弟もあれば親子もある。一つの心から何名暮らす。難しい思うなれど、一軒の内に取りて、兄は兄、弟は弟、互い治まるなら、どんな理も治まる。兄であって身下の理聞かんならん。俺は兄や。兄なら泣く/\の理治めにゃならん、運ばにゃならん。何人暮らす中に、今日も頼しいやなと、又一名一人の中曇らす事もある。これ難しい。上やさかいに、下やさかいにと言うても、一つの理強きは随分通れる。なれど心だけ繋ぐなら、頼もしいという。心だけ聞き分け。よく心得諭するによって。
押して願
さあ/\心という理がある。これ泣く/\の理、聞かなくば下の理、これ聞き分けならんという理定めたら治まる。よう聞き分け。心の思たる今日もなあ、明日もなあと言うは、これ台とという。これだけ諭するによって。さあ/\心という理がある。これ泣く/\の理、聞かなくば下の理、これ聞き分けならんという理定めたら治まる。よう聞き分け。心の思たる今日もなあ、明日もなあと言うは、これ台とという。これだけ諭するによって。