明治二十四年十一月十五日
高井猶吉身上の願
さあ/\人々の事情、数々々の理と思う。それは尋ねにゃならん。めん/\日々治めある中、事情内々一つ思う/\。これまで一つ事情、身に思い掛け無き事情、聞き分けにゃならん。一つ/\日々扱い日々という。身の処思い掛け無き刻限の理を合わせ/\、合わせたる処これ運んだる。なか/\一つの理があろ。あたゑ一つ一つ治まるである。日々それ/\中、それとも言う。尽す理のあたゑ、皆それ/\運ぶを、主なる処よう事情聞き分け。たすけ/\/\事情世界内々とも言う事情たすけ/\。これ/\水は上から流れ、水とも堰ともいう。水は流ろう流れんかいな皆談じ合い、あちらが不足なる、ぢば理を改め。心を改めて身に不足なって理にあろまい。皆掃除いかなる理、日々に行をせいと言うでない。たすけ一条なら事情理を諭そう。