明治二十四年十一月十四日
藤橋光治良身上願
さあ/\尋ねる事情/\、いかなる処心という一つの理、万事の処これより一つの理。これまでは、とんと計り難ない事情、どういう事があろうが、何でという心を持たず、いかなる事も見分け。先々の所諭する処、いかなる処も諭さにゃならん。真実より皆遠く所、近く所の理あろまい。集まり来る理を聞き分けるなら、分かるやろ。何でもないようなものや。これより先々心を定めて通るなら、どんな事情も皆見せる。内々事情外々事情もしっかり治めてくれるよう。これだけ諭し置こう。