明治二十四年十一月十日(陰暦十月九日)
中山本部長御身上の願
さあ/\/\/\今日の日一つの事情、身の処事情、願う処心一つ事情尋ねる処身の処という。何かの処諭しどうでならん。これまで順々の理諭す事情、これまでいろ/\の説、あら/\治めさした事もどうもならん。どういう理である。よう聞き分け。どれから聞き掛け。今日の話/\/\/\十分詰んである。一寸一つ早い処諭し、だん/\事情説いてある。ほのかの事情どういう事も聞き取って、今一時事情何たる思う尋ねである。これまで一つ一寸分かろうまい。こう成って来る一つの理の理の元、万事の処、理一つに治まる。一人の心世界ともいう。人間事情から聞き分け。人間事情どんな思わく別段思わくあろうまい。年限の事情これは理に渡らん。尋ね替え、尋ね返せば諭そう。合うたるわい。集まる理揃うまい。まあ何たる事である。めん/\身の処身に変わる。この事情よく聞き、めん/\身上変わる事情聞き分け。めん/\さんげこれはよく聞き分け。どうしようこうしよう。越すに越されん。世界に対して面目、これまで治め替え。このやしき知らず/\やしきやあろまい。古き事情切り払い、怖わい事情一条定め、鏡やしきどんな事も治めにゃなろまい。いかなるどれだけ構わん/\事情改め替え。立てならん人間始めた事情道具一条の理聞き、何げん何ぼう聞き分け。この話長い話、一時聞いたる話やあろまい。うっかりな事情聞こうまい。鏡一時の理、一時に叶わん理というは抑えられる。善き一つ悪しき善き理が台成ってあろまい。暫く事情神という事情無きもの何も無きものでない。一時の道盛ん続く理は無い。打払い今日一日の尋ね生涯までの事情諭し置く。どういう事諭し掛ける。一時万事身上不足、何にも思やせん。事情さえ聞き取ったら一つの理、聞き取って身より真実救けたい。救けたい真実、何程どうしたとて放って置くものはあろうまい。一人々々役割してない。一列早く道早く付けて、一日一夜事情、刻限事情以て違う違わん事情改める。身上の理から肝心の理を改め。
又、押して願
さあ/\身上尋ねる。一つの理尋ね。大きい事に取れば大きい事、小そう取れば小そう成る。見定めて一つの道付け掛けたる。どうでもこうでも付けんにゃならん。何彼の処事情聞き分け。身上不足、一日一夜治まればどうとも言えまい。なろうまい/\。身の処も速やか成ろうまい。さあ/\身上尋ねる。一つの理尋ね。大きい事に取れば大きい事、小そう取れば小そう成る。見定めて一つの道付け掛けたる。どうでもこうでも付けんにゃならん。何彼の処事情聞き分け。身上不足、一日一夜治まればどうとも言えまい。なろうまい/\。身の処も速やか成ろうまい。