明治二十四年十一月六日午前
梶本松治郎葬祭来る十二日執行の件願
さあ/\尋ねにゃならん。尋ねて一つ聞いて日々と言えば、どんな事も治まる。一寸見れば、可哀そうなものや。何でやろう。世間互い/\、それ/\思う。後々詳しく諭する。今尋ねる事情心の理を持たず、そんなら放って置けとは言わん。所相応、身分相応の理によって運んでくれ。後々の理を思えば、世間の義理は要らん。所相応、身分相応に運んでくれるよう。
又日限の処、陽暦十一月十二日(陰暦十月十一日)と願
それは何時なりと、それは許す。それは何時なりと、それは許す。