明治二十四年十一月六日朝
中山教長夫人歯の痛みに付願

さあ/\尋ねる事情、余の儀やあろうまい。一つにはだん/\いかなる事よう聞き取って、一つの理を心に治め。歯が疼くというもの、これ前々幾重の諭し、だんだんの理を諭してある。これから一つの事情、今は一寸さしづして置く。何時刻限話するやら知れん。まあ一寸のさしづして置く。めん/\それ/\内々いかなる治め方、頼り/\、頼りの理はあろうまい。大工一つの理を諭してある。さしづを以て運ぶ。間違うた理を諭する。よう聞き分け。親一つの理という。聞けばみす/\、一寸にも一つの心の理に持たず、はたの事これ第一ほこり、だん/\遠く程澄む、近くば濁る。どうも見て居られん。さあ/\一つの尋ねさしづ事情は間違わん。めん/\よりよう心の理により、間違うのや。気の悪い事言うと思えば、そのまゝそう言え。いかなる事も皆見て居るで。どんな事も、俺はそんな事聞かんと言えばそれまで。早く伝えてくれるよう。

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