明治二十四年十一月六日
永神講の内菅原村講分離の御願(梅谷講社)
さあ/\尋ねる処/\、どんと分かろまい。どちらも分からんという。放って置けば分からん。よう聞き分けさせ。事情聞き分け。所という、国という、どうも一つの事情分からん。遠くの所、国々元々掛かり、元々の話、元々の理、どれだけ多く、他に思うようになる。諭し事情、一つの事情分からん。事情分かり難ない。どうしたならどうなる。一時に許す事出来ん。尽す事情あればあれもこれも尽しやい、互い/\尽しやい、運びやい、その上で下ろしてやる。一つあたゑやる。一つの理を二つにしてやる事出来ん。思うようになる。暫く第一元という、元々心を寄せてどんな道も付く。これはどうもならん。目前ひんずの事出来ぬ。遠くの処聞き分ければ大層であろまい。尽す運ぶ事情が楽しみ。