明治二十四年十月八日(陰暦九月六日)夜十一時
本席御身上足の左付けぎわより腹に掛け、固まり差し込みあるに付伺

さあ/\十分刻限知らす、刻限を知らす。刻限まで何にも言わんで。刻限を待たねばならん。さあ/\何時やら知れん。その用意をして置かねばならん。程無う/\刻限渡るなら、何時知らさにゃならん。
暫くすると刻限(午後十二時)
さあ/\打ったで。どんな事言うやら知れんで。さあ/\刻限々々話に知らせ置く。内へ戻ったらしんばしらに伝えくれ。急いであった/\、思わく尋ねるか。又々の道を運び掛け。自由しんばしら、万事どういう事掛かる。他に一つこれまで尋ねにゃならん。人間心を集め/\事情尋ねるまで、事情あって事情諭し置く。どんなに思うたとて実々生涯諭してある。何よの事、人間心に持って尋ねるまで。それ/\一つの話事情定め替えて、一つの初め治めにゃならん。神の言う事要らん、めんめん要らん。それ/\一つ事情治めて了う。談示あるなら人間心に持って、尋ねるまで。思わく事情、一時々々治まりという。さしづ勝手する。しんばしら帰ったら話せねばいかんで。さあ/\打ったで。どんな事言うやら知れんで。さあ/\刻限々々話に知らせ置く。内へ戻ったらしんばしらに伝えくれ。急いであった/\、思わく尋ねるか。又々の道を運び掛け。自由しんばしら、万事どういう事掛かる。他に一つこれまで尋ねにゃならん。人間心を集め/\事情尋ねるまで、事情あって事情諭し置く。どんなに思うたとて実々生涯諭してある。何よの事、人間心に持って尋ねるまで。それ/\一つの話事情定め替えて、一つの初め治めにゃならん。神の言う事要らん、めんめん要らん。それ/\一つ事情治めて了う。談示あるなら人間心に持って、尋ねるまで。思わく事情、一時々々治まりという。さしづ勝手する。しんばしら帰ったら話せねばいかんで。
又、梶本松治郎、桝井伊三郎、増野正兵衞如何なる事であろうと談じ合いの処へ
さあ/\しんばしらは直ぐに悟るで。いんねんといんねんと、又々いんねん。紋型無き処から人間思やん、恐ろしうであった。一時の道のしんばしら、日限事情一時いかなる世界治まる。皆この道理。人間が人間をまゝにして、一名一人尋ねるまで、帰って来たら直ぐと知らせ。
さあ/\大事の事、大事の事に不都合、めん/\不都合僅かの一生尋ねるまで。生涯の理に及ばんで。

又、引き続き御話
さあ/\/\/\変な事を言うで、変な事話し掛けるで。さあ/\どういう事話し掛けるで。よく/\聞き分け。どういう事こういう事難しい事、一つ/\何かの処さしづ。これまでの処さしづの理は違わん。どういう事思わくであった。皆治め来たる。他多くの中、万事話済めば一つの運び、一つの理が通ろ。難しい/\、あちらも話聞く。話持って出る。余儀無く話やあろまい。これより先ず/\暫く何よの事情、諭す理くらいと言うで。要らん諭しの理と、諭しの理で知りつゝの理と言うてはどうもならん。長い間じゃない。僅かの六七の処及ぼして、難しい/\理を拵えて通らにゃならん。日限、大抵の世上疑う理も無い。あれでは長い運び尽すあたゑ世上疑うまい。何かの処諭し置く。先二三歩の処出て一つ早く自由、他一つの心事情無いようにして事情あろまい。僅かの道、十分治めにゃならん。この事情諭してこれからこうせにゃならん。僅かの日柄それからあたゑ事情で、一時結構で、これで事情あっては気の毒。何か万事諭し研究して、戻りたらいなる事情諭して置く。さあ/\/\/\変な事を言うで、変な事話し掛けるで。さあ/\どういう事話し掛けるで。よく/\聞き分け。どういう事こういう事難しい事、一つ/\何かの処さしづ。これまでの処さしづの理は違わん。どういう事思わくであった。皆治め来たる。他多くの中、万事話済めば一つの運び、一つの理が通ろ。難しい/\、あちらも話聞く。話持って出る。余儀無く話やあろまい。これより先ず/\暫く何よの事情、諭す理くらいと言うで。要らん諭しの理と、諭しの理で知りつゝの理と言うてはどうもならん。長い間じゃない。僅かの六七の処及ぼして、難しい/\理を拵えて通らにゃならん。日限、大抵の世上疑う理も無い。あれでは長い運び尽すあたゑ世上疑うまい。何かの処諭し置く。先二三歩の処出て一つ早く自由、他一つの心事情無いようにして事情あろまい。僅かの道、十分治めにゃならん。この事情諭してこれからこうせにゃならん。僅かの日柄それからあたゑ事情で、一時結構で、これで事情あっては気の毒。何か万事諭し研究して、戻りたらいなる事情諭して置く。

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