明治二十四年六月二十八日
梅谷たか十二才身上の願
さあ/\尋ねる事情、幾度も尋ねる事情、身の処にて心得んという。どうしても速やかならん。速やかならん処は、どういうものであろうと思う中に、どういうものと思う。分かろうまい。一つこれはという理が変え。一寸運ぶ処、世上から見てる処、一時の処は気休み、それでどうも思うまい。一寸は安心。世上一寸の事情、さあ済んだらと思う。そやない。見る処、聞く処、ほのかの事情分かりてありて一寸分からん。案じる事は要らん。案じずして運んでくれるよう。
押して願
さあ/\よう事情聞き分けんければならんで。それは話聞かすも理、一つ治まるも理、それに何ぼうでも速やかならん処、見る処世界、聞く処世界、世上一つの理に諭したる。そりゃと言うえばこう、さあと言えばこう、運んださかいにどうという事は無い。何故という。世界に靄という理がある。明るい中に、見る、聞くという理がある。安心という理が治めて一つ運ぶ処、明らか運べば、おめ恐れはするやあろうまい。この理をしいかり聞き分けてくれるよう。さあ/\よう事情聞き分けんければならんで。それは話聞かすも理、一つ治まるも理、それに何ぼうでも速やかならん処、見る処世界、聞く処世界、世上一つの理に諭したる。そりゃと言うえばこう、さあと言えばこう、運んださかいにどうという事は無い。何故という。世界に靄という理がある。明るい中に、見る、聞くという理がある。安心という理が治めて一つ運ぶ処、明らか運べば、おめ恐れはするやあろうまい。この理をしいかり聞き分けてくれるよう。