明治二十四年六月十七日
増野正兵衞胸の障りに付願

さあ/\尋ねる事情、万事一つの処、一寸に一つの事情、どういう事も聞いて居る。一つには何か万事の処、どんな事も掛かる事情、よくあちらもこちらも地所、まあまああちらを毀ち、こちらも毀ち、仮家一つの事情、どうで分かりあって分かりあろうまい。前々古き道、これまで日々見えて来て仮家建ち、今日して明日取り払い、又々一つの理、それ/\ある。一時どうしてこれ何箇年であろう。何箇年後々古き、長いほんのほのかの事情、一つの理を治め。これではという。人間心というは要らん。さしづは神の道、談示は長らえて古き道という。互い/\心に運んでくれねばならん。

FavoriteLoadingお気に入りに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です