明治二十四年六月十五日
前川菊太郎出張の上、芦津分教会設置の儀地方庁へ出願に付願

さあ/\運ぶ事情は急いて急ぐ事情でない。まあぼつ/\出すがよい。急いていかん。どういうもので遅れる。いつの事情諭し、先々さい/\も又々事情さいも思う。どんと始まる、始まりという。どんな事情余儀無き事情も止まるまいか。元という理十分磨いた上磨き、ぢば余程の年限、これも聞き分け。一度あった、又これをよう聞き分けて、何でも一度何でも一度、何でも運ぶ。急く事要らん。いかなる所もよい。出すや否やどうであろうと思う。何も思う事要らん。真実の心分かりて通り、元一つのぢば、この事情聞き取って、善き事も止まるまい、又々止まるまい。何程暇要りたとて年限の理、心先々深く長く楽しみ。急く事要らん。一名一人の心成程、返やし/\諭し、善き一つの世界、又々世界月々年限、出すもの出すがよい。

FavoriteLoadingお気に入りに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です