明治二十四年六月四日
梅谷たか十二才足、手、面にくさ出来しに付願
さあ/\小人一条事情にて尋ねる。どういう事であろう、一時どういう理であろう。日々の処に思う処、いかなるも聞き分け。身の内不足あれど、一つだん/\事情は諭する事情、めん/\それ/\又家内事情は世界話す事情、内々どういう事であろう。話聞かす、伝える。内々どうであろう。よく聞き分け。小人どういう事情、生まれる事情によって事情持って出たる。知らず/\の事情万事十五才までという。事情一つ台という。身の処にて生まれる。一つ理を持って出る。未だ/\分かろまい。どんな事情、理は世界願い一条、いつ/\事情にも諭し置いたる事情、十五才までは皆んな事情あり、前生いんねんのさんげ。案じる事は要らん。十五才まで分かるなら、尽す理で払う。十五才までの理聞き分けて改めば、いつ/\までもいんねん事情持って出てはならん。一代経ち二代という。聞いたる事情は神一条の理に諭したる。神一条の始めたる。何才いんねん、いつまでも持って出てはならん。これをしっかり悟りてくれるよう。