明治二十四年五月二十日
山沢サヨ、ミキノ、サワ三人共身上障りに付願
さあ/\尋ねる事情/\、小人々々だん/\事情尋ねる事情、身の処にて掛かる。一つ思いは一つ善き事情思やせん。善き処の事情思やせん。日々に何にも思う事情あろまい。人々小人与えたる事情、何にもよう思う事情あろまい。何にも不足あろまい。子供三人めん/\事情無く、めん/\それ/\それ/\添うて頼もしい。何にも不足無き、小人どうであろうと事情案じる事は要らん。人々あたゑ無き事情であろうまい。欲しいと言うてあたゑはあろうまい。心にたんのう持たねばなろうまい。一寸事情あれば案じる。一寸三名々々という。どうもならん。嬉しい日があれば、一つ事情頼もしいという。事情どれだけ、三名なら又なあと言う。良き処の事情なら、何にも思やせん。あたゑという事情聞き分けるなら、泣きて/\という事情聞き分け。一人々々の事情持って生まれてる。いんねんの事情以て与える。喧しい、うたていと言うて暮らして居る。一日々々の事情たんのう治めにゃならん。不足と言うては、どうもならん。不足と言うては与えてないで。