明治二十四年五月十三日
山沢為造子供三人共身上に付願
さあ/\小人々々事情、身上の障り皆んな替わりて障り。一つにはどういう事、前前一つの理はいつ/\事情、身上に替わりて一つどういう事、案ぜる事は要らん。何か事情/\あればこそ尋ねる。諭さにゃならん。よく聞き取れ。聞き取りどういう事こういう事、先々事情はそれいんねんや/\。聞くというて治め来たる、いろいろ思う処、良き時に思う処、余の儀外の儀は要らん。思うやない。寄り来る処、世界兄弟。世界一時の兄弟取っては間違う。ぢばに寄り来る真の兄弟、いんねんの上の深きいんねん。この事情聞き分け。だん/\に広くなれば広くなる。世上に映るいんねんのいんねんは真の深きいんねん/\。いんねん一つの理に親の事情以て、一つの理難しいようで何でもなき、めん/\の子供の親あって子、兄弟の理を止めて不自由艱難要らん。身の不自由無き事情、親一つの理、子の理寄り来る理、兄弟何も不足もあろうまい。鏡やしきぢばへ運べる何程というは、鏡やしき曇り無き理は鏡。内々万事しんばしらに一つ/\、互い/\話し合い、古きいんねんいかなる事も聞き分けてくれるよう。