明治二十四年五月十二日
梅谷四郎兵衞身上願
さあ/\身上に心得ん事情尋ねる。心得んというはどういう事であろうという。事情は万事何か事情、急く一つ事情/\、内々思い掛け無き心に一つ事情、内々事情何にも急くやない。何でも長く事情、長く/\事情はそれ/\聞き分け。何か長く長らえてという、これまでという。どんな事も難してならん処から通し、先々楽しみこれまで出してある、聞いて居る。一時どう、仕切りてこうという。先々今年今年の処見て、今年来年、万事年々の理から治めてくれるよう。万事この理こう悟るよう諭して置く。