明治二十四年五月十日永尾楢次郎目の障り願さあ/\身の処第一事情一つの事情よく聞き取りて、前々一寸の話取り混ぜ話諭してある。日々暮らす中、一つこれより暫く一つの心で楽しんで日々という。よく聞き取りて、あちらこちら二つの心治めてくれねばならん。長くでない、暫く。年々の事情、案じ無き事情によって諭そう。 お気に入りに追加