明治二十四年五月八日夜
本席身上の御障りに付願

さあ/\/\身上々々々々、身上に一つどういう事であろう。話一つ/\の理を聞け。事情どういう事さしづから話、それ/\伝え、分かる理も分からん理もあるやろう。さしづ通りよりどんな事したて治まらん。話する、放って置かんで話する。難しい事は言わん。山々話ある。めん/\心の理で、さしづの理が邪魔になる事もある。世界という、多くの中ならんから、一つの道始め掛ける。前々事情に諭したる。三年という千日という。三年の日が経つまでは一寸難しいなれど、三年の日柄経てば一つに集めて了う。どうして集める。いんねん道から入り込んで、あちらへこちらへ聞く。見れば、理があれば、道が伝わらにゃなろうまい。道から道を通るなら難しい事は無い。日々の事情始まった道、今一時世上世界の道理上の道、二つの道がある。元々運ぶ道大勢の中、何名々々言い掛ける/\。話が変わる。さしづより外に理は無きもの。難しい中でもさしづの理で通る。人間というは、その日その日の道しか無い。神が付けた道はころっと変わった道。余程年限経った。追々の心を寄せば、不安ながら良かったなあと、これまで通り来た。一時一寸話応法の心の理で、一つ何でも人にも言えん、人にも見せられん。見通した神の道、世界の道理で、暫く/\と言うたる道、世界へ出る、出て来る道。これまで成り来たる道は神の道、どんな事するも第一やしきの道、ぢば一つの道、尋ねてさしづ、今まで運び掛けた道、皆思うように成ってある。大望という事情も皆治まり来た。勝手というはどうもならん。勝手というは、人間心の道であるから一寸にはよい。なれどいつ/\までも治まらん。何をしたのやなあと言う。これで難しい。たとえ縄を引く、仮に杭を打つといえど、尋ねさしづ通り。尋ねば随分の理に見てさしづする事もある。成らん道も押しての道は続かん。何かの事も聞き分けてくれ。どうなりこうなりの道さえ治まれば、世界先々の道は一つも要らん。万事一つの理に寄せて話し置く。これだけよう聞いて置け。

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