明治二十四年四月十五日
増野正兵衞東京より帰途伊勢参宮の際身上障り、又正兵衞不在中同日道興煙管にて口を突き水を飲まず身上に付願
さあ/\身上々々、小人一つの事情、めん/\それ/\事情尋ねる。遠くの所、事情は重々運び、事情一つめん/\内々事情はどうであろう、事情無ければ尋ねんやろう。事情は大抵は事情治まる。遠く所離れた所に事情、一つ年が取れたる事情、安心事情早くに運び、思う思わさんまでの事であろう。一つの事情治めて、何時なりと治めてやらねばならん。許す/\。理は心に治め。気の安心なる事情、早く運んでやるがよい。
押して、遠く事情とお聞かせに預りしは春野の事でありますか願
さあ/\何かの事情、それ/\話、放って置けば日々の事情忘れられん。遠く所は安心。とんと思わいでもだんない事情、思い出すによって、事情早く運んで。さあ/\何かの事情、それ/\話、放って置けば日々の事情忘れられん。遠く所は安心。とんと思わいでもだんない事情、思い出すによって、事情早く運んで。