明治二十四年三月二十八日
清水与之助身上の願
さあ/\前々尋ね事情にそれ/\諭し、幾重尋ね一つ/\運ぶ事情許しある。第一事情どういう事情である。こちらこうしたら、日々の事情でもあろうか。一つの心思う心、旬々の事情、どういう事、何にも案じる事は要らん。案じてはどうもならん。世上一つ分かる処もあれば、分からん処もある。事情一つの理、何かの処一つの心治めを以て、これこう、あれはどういう事であろう。世上一つの理を以て、何日々々と日を切ってある。事情は世界一寸の事情、世上こうしてあったらどうであろう、案じんよう。世上の理、何処から見ても、これで成程。前々しいかり日が送れ、身に障り治めにゃならん。治まってこれでなあと、これだけの事情明るく持って、これさい暫く事情を以ておめも怖れも要らん。案じる事は要らん。これだけ五年祭々々々心だけ受け取る。五年祭これだけこうせにゃならん。長らえて理の処これを受け取る。これこうせにゃならん、五年祭の理にならん、と言うはどうもならん。これをよう聞いて置け。