明治二十四年三月十三日
増野正兵衞一昨日おさしづ頂きし中に『又々の理も治めてやるがよい』と仰せ下されしは、三木支教会所(兵神部下)の願の事でありますや、春野の方の事でありますや、又夜前より正兵衞一層腹下り厳しく、今朝より便所へ行けば又行くに付願
さあ/\何か万事事情と言うて諭したる処、一時ならん処から運び、さあ/\運ぶに運ばれん。心という事情がある。いかなる心も治めさゝにゃならん。内々事情治まる。事情心に掛かる。互い/\事情諭しやいの事情運んでくれるがよい。同時、増野松輔主人細谷市兵衞神戸へ支店開業に付その方へ寄留致す事の御許し願さあ/\一時治まりの一寸の話、暫く心だけの事情、一寸そのまゝ治まるがよかろう。