明治二十三年十月十日(陰暦八月二十七日)
中山会長御居間を建替え願えど会長御聞届けなし、よって裏の藪を取払い応接所を新築すること願えば御聞届けあり、神様の御許し如何御座りますや伺

さあ/\尋ねる事情、尋ねる事情、それ/\見て居られん/\。一つ/\の話、先ず/\の事情、思うは一つの理である。なれども一つ話す。どういう事話すなら、広く/\と言うてある。広くの中にあちらへ一寸掛け出し、それ/\の話一条の理によって許しある。見て居られん事情、順々の道は一寸早い。居宅々々これは/\定める地所というは治まらん。一寸の理を話て置く。広くは要る。どちらへどうするも垣。それより集める所、これでは不都合。余儀無き事情ある。どんな事するも、何時取り払わんならんや知れん。それで仮家なら許そ。長らえての道筋というは、いかなる道、一つ世界という。末長く楽しみの理なら早いという。仮にさあと人にやるにも惜しいないという。それなら何処へなりとそれなら許そ。切り無し普請始めたる。こちらへ建て、どちらへ建て、建てたり取りたり普請無いと楽しみが無い。そこで仮家普請、道普請。道普請なら切り無し普請と言うてある。それで、仮家なら、何処へなりと許そうという。

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