明治二十三年八月十九日午前四時十分
刻限

さあ/\風が変わる/\。心得のため一筆取って置け。さあ/\やれ/\、世界の処多くの処の中、いろ/\の者が居る。登れば落そう、登れば抑えよ/\/\。難しい一つの話、よう事情心得のため何か心得のため、心得のため/\。どういう危なき道/\。何かの処、高き事情僅かの事情が済んだら直ぐに戻れ。心得のため、用の済まん先から早く帰れと言うたのは、一つの事情、何か掛かるいかなる事情、随分々々の事情、広く/\いかなる、登れば怨みし/\。いかなる事情、何か談示の処、余程認め、早くそれ/\、めん/\に心用心々々を持って居れば、危なきあろうまい。うっかりしては何か残念、どんな所からどんな理が出るやら聞くやら分からん。そこい/\風で/\煽ぶち廻すようなものや。風が暴れる。心によい/\の事情、理皆高き、善き道登れば、危なき事情談示早く、余儀無き事情運ばんよう。心に鎮めて運ぶよう。早く知らしてくれるよう。余儀無き事情だけ治めて帰るよう。

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