明治二十三年七月三日(陰暦五月十七日)
普請の件、内の井戸屋形御許しを頂かず、裏の井戸の屋形の御許し頂かず大工に言付けし御詫びを申上げて御許しの願
さあ/\何か万事一つ事情尋ねる、さあ/\皆事情尋ねる。ならんという事情、些かな尋ね、さしづする通りすれば、受け取るから尋ね。それ/\人間心勝手が混じる。受け取りが無い、直ぐと終いになる。こゝから尋ね事情から一つ心の理受け取る事出来ぬ。外々事情一つ始め掛け、神一条始め、神一条行かんにゃならん。人間心勝手が出る。これがどうしたこうした、尋ねさしづする。どんな大層良かったな。受け取り十分、これだけ皆話し、今日から委せ置く。十分受け取る。