明治二十三年六月九日
正明講長山田作治郎身上願
さあ/\尋ねる事情、尋ねるである。深き事情、遠く事情、一つの事情、注意一つと諭し。身上の処、何か一つ、何か一つ安心一つの心諭し。どうで心得ん。順序一つの理を聞き分けるから心得。道のため運ぶ理は受け取る。身上から先々の事情諭し置く。余儀無き事情運ばねばなろまい。一時道理上の理を以て運んでくれるよう。長くやない。一時百軒千軒の心分かるより、十軒の心を治めてくれるよう。日々の守護十分の理、この理を諭してくれるよう。何時一時事情理を運んで精神通り治まる。十軒百軒と皆言う。年限事情だけ所々に治まる。この理を諭してくれるよう。