明治二十三年五月十四日(陰暦三月二十六日)午前一時
刻限御話

さあ/\やれ/\まあ/\、大変々々えらい大変な事/\、さあ/\大変という事はよう聞き分け。大変というは元々ある/\事情という。木の元に種がある/\。一時花が咲く/\というは一つどんな理もある。さあ/\何が事情、一つ/\元にだん/\一つの理、木の元あって花が咲く。何よの事も一度植えた木は生涯の木、年々に咲く花もある。世界の理同じ事。又花咲かん花もある。長く楽しむ木もある。花も咲かす理もある。どんな花もある。それ/\談示、さあ/\これをよう聞き分け。一二の理元々談示一つの事情、何かの理を諭し元の理、さあ/\何かの事も一つの理を聞き分け。長く話は要らんもの。元々一つの理上という、それ/\談示一つの理、年々の理、歳々の理、いかなる花も咲く。それ/\の理、世上という、世界という。元々理、枝の先という。

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